砂漠 <伊坂 幸太郎さん>

<砂漠> 感想

「砂漠」
始めて読んだ。

タイトルが漢字二文字・・・
何となく伊坂さんっぽくない。
あたしの勝手なイメージだけど。
でも、内容は、やっぱり伊坂さんの小説って感じ。
うれしい♪

学生仲間のつながり方がいいなー。
恋愛でつながる場合も、すっごくかわいい。
男性も、女性も!
男同士のつながりも、ジーンときちゃう。

最後に、希望をもたせてくれる小説だと思う。


<砂漠> あらすじ

仙台の国立大学に入学した学生の1年を通した
「春」「夏」「秋」「冬」そして「春」の青春小説。

主な登場人物
  北村(僕…主人公)
  東堂(女性)
  西嶋(男性)
  南 (女性) 
  鳥井(男性)

仲間で麻雀をするシーンがよく出てくる。
その麻雀をするために、鳥井が集めた仲間は、名前に「東西南北」がつく。

麻雀、音楽、バイト、冒険、犯罪、恋愛、学祭、そして超脳力。
学生生活は愉しことがたくさんある。
でも、やっぱり一番大切なのは「仲間」だ。

人生において学生時代は、砂漠の中のオアシスかもしれない。

西嶋は言う。
「その気になればね、砂漠に雪を降らせることだって余裕でできるんですよ」
・・・P14


<砂漠> 好きなことば

「砂漠」を読み終えた。
この小説の中にも、いいことばだなぁと思うフレーズがたくさんあった。
それを、ここに残しておきたいと思う。

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一番のお気に入りはこれ。P408

「人間にとって最大の贅沢とは、
人間関係における贅沢のことである」

・・・・・大学の卒業式で学長が言ったことば。
「サン=テグジュペリ」の本からの引用らしいけど。

うんうん、この小説にもっとも適したことばだと思う。
大学で出会った彼、彼女たち。
すっごくいい関係なんだもん。
そして、あたし自身も、そういう贅沢をしてみたい。

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P132

もしかすると強靭さとは、自身や力や技などよりも、
そういった穏やかさに宿るのかもしれないな、
と僕は考えずにはいられなかった。

そうそう、南の「とんとんがいいじゃない」という言葉通り、
争わず、平和でいられる穏やかさ、
その気持ちを持つこと自体が強靭な心の持ち主なのかもしれない。

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<砂漠> 作品間リンク

「砂漠」を読み終えた。気になる「作品間リンク」

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(1)P228

どうやら彼は高校時代に、万引きで警察に捕まり、
家庭裁判所に送られた経験もあるらしかった。(中略)
西嶋が答える。
家裁の調査官が変な調査官でしたけどね、教えてれたんですよ」

この「家裁の調査官」っていうのは、「チルドレン」に出てくる武藤かな。

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(2)P277

「古賀さんが調べてくれたんですか」
「東京にいる知り合いに頼んだんだ」

この古賀の知り合いという東京の興信所の調査員、
これって、「ラッシュライフ」に出てくる黒澤

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