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「マリアビートル」
この小説の中にも、いいことばだなぁと思うフレーズがあった。 それを、ここに残しておきたいと思う。
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復活するんだ p52
檸檬が言う。
「蜜柑、おまえもだ、俺もおまえも、死んでも絶対、生き返る」
「果物は翌年になってもまた実をつける、それと一緒か」
「復活するんだ」
ほらな、復活したろ p462
本物のミカンとレモンが、そう喋りかけてくるような表情だった。
うん、うん。やっぱり復活したんだよ。
そう思えるラストシーンはよかった。
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古くから存在しているものには、敬意を感じる。
長く生きていることは、それだけで、優秀だってことだ。 p227
槿の言葉。 業界の大先輩からの依頼を受けるシーンだ。
いいなぁ、大先輩に対して、尊敬とか感謝とは別に「敬意」を感じるっていうのが。
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いい知らせと悪い知らせがある p92 P441
業界の仲介業者の「彼」の口癖である。
この仲介業者は、たぶん、木村繁だと思う。(P441より)
「悪い知らせ」がある時、「いい知らせ」もプラスすることは、いいかも。
そして、p441 の場合の「悪い知らせ」は、実は「いい知らせ」だったなんて
まるでおとぎ話のようで、涙が出そうなくらいほっとした。
余計な負の情報を与える必要もあるまい p114
木村が、還暦過ぎの、人生も後半戦の親に対して、自分が何の仕事をしているのか
教えるのを躊躇したシーンだ。
「いい知らせ・悪い知らせ」同様に、負の情報は耳にしたくないものだと思う。
これは、親孝行のひとつかもしれない。
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