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9 働く理由のレシピ
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1 自己管理能力のレシピ
2 挨拶のレシピ
3 提案のレシピ
4 準備のレシピ
5 更新のレシピ
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7 事務職のレシピ
8 総務のレシピ
9 心がけのレシピ
10 新人研修のレシピ
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1 ありがとうのレシピ
2 穏やかさのレシピ
3 謙虚さのレシピ
4 思いやりのレシピ
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6 暮らしのレシピ
7 チェックのレシピ
8 工夫のレシピ
9 失望のレシピ
10 向上心のレシピ
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  1.自己管理能力のレシピ 
<サクラのレシピ>

先日、ある大手企業の人事部の方の講演を聞く機会がありました。
その方が、おっしゃるには、
「挨拶」と「自分で朝起きること」のふたつができれば、
採用されるとのことなんですよ。びっくりです。
そんな簡単なこと・・・誰でもできるじゃないですか、
と、言いたくなるんですが、
これが結構、今の若い人にはできない人が多いとか。

「挨拶」は、説明するまでもなく、とても大事なことですよね。

そして、「自分で朝起きること」・・・これは自己管理能力なんだそうです。
いつまでも親に起こしてもらっていたり、
または、起こされてもさっさと起きなかったり
・・・これがダメなんでしょうかね。

確かに、一緒に仕事してる仲間としては、
遅刻ギリギリで出社してくる人よりは、
早めに出社してくる人の方が、仕事ができる感じがしますよね。
そういう、余裕をもった所がカッコいいというか。
どうも、ギリギリ出社が定番になってる人は、信頼ができないイメージです。

その大手企業の人事部の方が言ってました。
彼氏と朝6時に駅で会いましょうと、約束をして、
その約束を守ることができない彼氏だったら、さっさと別れなさい。
だって、その彼氏は、あなたより「布団」を愛してるんですから、と。

いいお話でした。



サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『約束の時間を守れない人は、仕事もルーズだと思われます。』


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  2.挨拶のレシピ  
<サクラのレシピ>

わたしの友人が言いました。
「わたしの会社の課長、とっても無愛想なのよ」
「あらあら」
「朝、挨拶しても返事すらないんだから!」
「あら、それはイヤな感じの課長さんねぇ」
「でしょー。だから、誰もその課長には挨拶しないのよ」
「えっ?おはようございますって言わないの?」
「そうよ、だって、言っても無駄だもん」
「それって・・・いくら返事がなくてもした方がいいんじゃない?」
「いやよ。誰もしてないし。」
「でも、ずっと挨拶してれば、いつかはその課長さんだって変わるかもよ」
「ありえなーい」
「やってみなきゃわからないんじゃない?」
「無理、無理」
「・・・・・・・そう?」

何だか、寂しい気分になったわたしです。
朝の挨拶もしない課長さんも、問題ありかもしれないけど
そういう課長さんを無視してしまうみんな、というのもどうなんでしょう。
何だか、風通しの悪そうな職場を想像してしまいました。

同じ職場で働く者どうし、朝は元気よく笑顔で
「おはようございます!」と言いたいものです。
そして、職場の雰囲気は、誰かが作ってくれるものではなく、
積極的に自分で作っていこうとする姿勢が大事なような気がします。


サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『職場の空気は、朝の挨拶から決まります。』


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  3.提案のレシピ  
<サクラのレシピ>

わたしは、以前の仕事では、よく「文書」を書くということがありました。
と言っても、いわゆる「清書」です。
上司が下書きをして、それをワープロで清書するのです。

ところが、この上司は、少し目を患っていたこともあり、
パソコンを使うこともできないし、
ペンで書く文字も、まっすぐ書けないときもあったりするので、
その「下書き」を、正確に読むことができないのです。

そのため、みんな、上司の下書きを見るたびに
「これ、何と書いてあるの?」の連発でした。
だから、単なるワープロ打ちにも、時間がかかっていたのです。

そこで、わたしは、上司から「清書して」と言って文書を渡されたら
まず、上司に、尋ねることにしました。

1.誰宛てに出す文書か
1.どういう趣旨の文書か

それを聞いておくだけでも、下書きの文書の内容が、とてもわかりやすくなります。
そのため、たとえ、読めない文字があっても、前後の関係で、想像ができやすくなります。
つまり、上司の下書きが読めなくても、自分で作文してしまえばいいんです。

そうやって、「清書」の仕事は、だんだんとスピードアップできるようになりました。
そして、そのうち、その上司は下書きをしなくなりました。

「○○さん宛てに、××という内容の文書を書きたい」
ということを、わたしに伝え、わたしが文書を作成するようになったのです。
そして、それを上司が校正するわけです。
おかげで、その上司には、重宝がってもらえました。
ただし、校正箇所は、大量にありましたが・・・すみません。

「仕事」とは、与えられたことをこなすだけでは意味がないと思うのです。
自分から、上司に「こうしたらどうでしょうか」と提案できるよう
自分の頭で考えることが重要だと思います。


サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『常に、もっとよりよく、を考えましょう。』



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  4.準備のレシピ  
<サクラのレシピ>

上司から、資料作成を頼まれることがあります。
頼んだ上司にしてみたら、できるだけ早く欲しいものでしょうね。
一方、頼まれた部下にしてみたら、
「そんなことを急に言われても、通常業務もあるのに・・・」と、
ぶつぶつ、文句も言いたくなるかもしれません。

わたしが、今まで一緒に仕事をしてきた人の中には、
「すぐに対応できる人」と「対応に時間のかかる人」がいました。
その人たちを見て、わたしが感じたことです。

そのような場合、すぐに対応できる人は、
笑顔で「はい」と答え、すぐにとりかかります。
一方、対応に時間のかかる人は、
なんだかんだと理由をつけて、とりかかること自体に時間がかかります。

この違いは何なんでしょうね。
わたしが思うには・・・・
たぶん、「準備」ができているかどうかの違いが
気持ちに「余裕」があるかないかにつながるんだと思います。

仕事のできる人は、普段から、資料の片付けが上手です。
そして、目の前の仕事だけでなく、先のことまで考えることができるので
次に、上司やお客さんが、何を望むか・・・か予測できるのでしょう。
だから、普段から、何を要求されても、すぐに応えられるよう
準備ができているんだと思います。

一方、目の前のことしか、考えられない人は、それができないのでしょうね。
何事も、「準備」には時間がかかっても、
面倒くさがることなく、こなしていれば、
結果はとてもラクになるものだと思います。

そして、物事は、目の前のことだけでなく、
先のことや、全体を見ることが大事だと思うのです。


サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『仕事は、普段からの準備が大切です。』


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  5.更新のレシピ  
<サクラのレシピ>

ある同僚の彼女は、職場のルールがなかなか守れない人でした。

そこで、やんわりと注意をすると、決まって言い訳をするんです。
「前は、こうだったから」
「以前、○○さんがこう言ってたから」
「前に勤めてた会社では、こうだったから」

その言い訳に、わたしはカチンとくることが度々でした。
そして、わたしは先輩に相談したことがあるんです。
すると、先輩は言いました。

彼女は、言い訳をしてるんじゃないのよ。
本当に、彼女はそれが正しいと思ってやってるんだもん。
彼女の中では、新しい情報が更新できないのよ。
つまり、前のルールや、以前に覚えたことが、
彼女の中では、最新の情報なのよ。

わたしは、わが身を振り返りました。
「情報の更新」・・・できているでしょうか。


サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『職場のルールも、常に更新されています。気をつけましょう』



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 6.毎日のレシピ 
<サクラのレシピ>

わたしは、何の技術もないし、専門的知識もありません。
その会社は、そんなわたしを大事にしてくださる会社でした。
何でかなぁ・・・と思っていた時に、話してもらったことです。

そこの会社では、経営者の奥様も、一緒に事務所で仕事をしていました。
その奥様が言ってくださった言葉です。

経営者の立場から、「この人に辞められたら大変だなぁ」と思うのは、
いわゆる「仕事ができる人」とは限らないと。

「毎日仕事にキチンと来れる人」
これが大事なのよ・・・と。

そんなこと、当たり前じゃない。
誰だって、毎日仕事に来ますよね?

それがね・・・案外そうでもないのよ。
体調管理というか、自己管理ができない人もいるし。
遅刻ギリギリの時間にしか出勤しない人もいるし。
毎日、休まずに来てくれると安心できる人には、
仕事を任せられるものなのよ。
もしかしたら、急に休むかもしれないという不安のある人は困るでしょ。

・・・・そういえば、わたしは、その職場で風邪がはやって、
みんなが順番に休んだときも、わたしだけは休まなかったなぁ、と思いだしました。
そういうのを、体調の自己管理ができると思われたのかもしれないです。


サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『とにかく、毎日、出勤しましょう』


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  7.事務職のレシピ  
<サクラのレシピ>

「事務職」という仕事は、目標を数字で表すことが難しいと思うんです。
例えば、「売上げ○○万円」とか、「取引件数○○件」とか、
「営業」のようには、言い表せないからです。

そういう事務職に携わる人間にとって、
目標は「事務能力」を高めることじゃないかと思います。
つまり、いかに「早く」仕事をこなせるかというところです。

そして、これには、コツがあると、昔、上司に教わったことがあります。
電卓の早打ちや、キーボードの早打ちだけでは、事務能力は上がらないんです。
「自分自身がラクになる方法」を、
常に、頭において、行動することがコツなんだそうです。

もちろん、手抜きをすることじゃないですよ。
手間を省くこと・・・無駄をなくすこと・・・ミスをなくすこと・・・
これが大事なんです。

「これって、面倒だわ」
「何で、同じことを何度もやらなきゃいけないのかな」
「これ、もっと簡単なやり方がないのかな」
「どうやったら、チェック機能が働いて、ミスがなくなるかしら」

早く仕事ができる、ということは、ミスが少ない、正確な処理ができる、ということです。
ミスが多いと、何度も修正が必要になりますし、
そのチェックにも時間がかかってしまいます。

ですから、常に、もっと手間が省けて、正確な事務処理ができる方法を考える、
これが、「事務職」には、一番大事なことだと、教えてもらいました。



サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『仕事のすすめ方を自分流に工夫することが、スピードアップにつながります。』


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  8.総務のレシピ  
<サクラのレシピ>

わたしは、「総務」の仕事をしていたことがあります。

「営業職」の人は、いつもお客さんのニーズに応えることを考えてると思います。
こういう提案をしたら、喜んでもらえるんじゃないか・・・
今は、この情報を、欲しがってるんじゃないか・・・
これからは、この商品が役立つんじゃないか・・・

そうやって、お客さんのニーズを先読みして、提案や情報提供をすることで、
お客さんに喜んでもらえ、仕事もスムーズに運び、
ひいては、それが営業にはねかえるんだと思うんです。

「総務」の仕事とは、社内の人たちが、
気持ちよく仕事に就けるよう、スムーズに仕事が運ぶよう、
環境を整えることだと思います。
だから、「総務」にとっては、社長や従業員たちが、
「お客さん」なんじゃないかと思います。
たとえ、同僚であっても、後輩であっても、気配りが大事なことだと思います。

そして、ひいては、それが、自分自身の仕事にはねかえってくるはず。
気配り上手で、人間関係がスムーズであれば、
総務の仕事は、はかどりやすいですからね。
いつも、相手のニーズを考えて、笑顔で接することを心がけました。



サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『会社の空気よくすることが、総務の仕事かもしれないです。』


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  9.心がけのレシピ  
<サクラのレシピ>

どのような企業でも、
自社が販売する「モノ」や、提供する「サービス」「情報」においては、
品質の向上や、低価格化など、
お客さんに満足してもらえるよう努力すると思います。

そういう面から考えてみると、
ひと言で「事務職」と言っても、ふたつのパターンがあると思うんです。
それは、「事務」の仕事そのものが、
その企業にとっての「商品」であるかないか、ということです。

例えば、役所の戸籍係や、銀行の窓口など、事務手続きをする仕事、
会計事務所や社労士事務所など、手続きの為の書類を作成する仕事、
こういう「事務」の仕事は、「事務」そのものが「商品」だと思うのです。

また、一般にモノを売る企業や、サービスや情報を提供する企業では、
「事務」そのものは「商品」ではないと思うのです。

こうなると、それぞれに、求められるものが違うと考えられます。

「事務」そのものが「商品」であるならば、
品質の向上=スキルアップ、低価格化=スピードアップが必要となります。
したがって、効率よく仕事をこなしていかなければいけません。

一方、直接的に「事務」そのものが「商品」ではない場合。
自分の事務の効率ばかり考えてはいけないとい思うのです。
その企業のオリジナリティが大事になってきます。
どんなに無駄のように思えることでも、
それには、それなりに、その企業では必要なことが多いのです。
「事務」部門にとっては、不必要なことでも、
もしかしたら「営業」部門では必要なのかもしれません。
つまり、この場合の「事務」は、柔軟性が必要だと思うのです。
いろいろな側面からものを見る能力が求められるのではないでしょうか。

わたしは、自分のおかれている状況を見極めて、
何を求められているのかを考えながら、
仕事をすすめていくよう、心がけたいと思っています。



サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『柔軟性を持って、仕事にのぞみましょう。』


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  10.新人研修のレシピ 
<サクラのレシピ>

わたしの勤務する会社に、新人さんがやってきた時のことです。
新人研修が始まりました。

わたしも、社会人1年生のときに、研修を受けました。
「お茶の出し方」や「電話の応対の仕方」など。
マナー研修から、始まったものです。

それは、今の時代も変わらないのか、彼らも
「社会人としての心得」から、研修を受けていました。
彼らが、もらっていた「心得」が書かれたモノを、わたしももらって、読んでみました。

うん、うん。なるほど。
初心を忘れちゃいけませんね。
あたし自身にも、言い聞かせる部分がありました。

◆会社という組織の人間である◆

「組織」で働いている以上、「個人」ばかりを主張はできないですよね。
会社が、自分のために動いてくれるはずはありません。
自分が、会社に合わせる努力も必要です。

仕事をしていると、会社や上司に対して、
納得がいかないことが出てくることもあります。
でも、そんなとき、自分の意見ばかり主張していては、
相手だって、こちらの意見を聞く耳を持たないでしょう。
まずは、自分が相手に近づく努力から、始めようと思います。
そうすれば、相手も、こちらの話に耳を傾けてくれるはずです。



サクラのレシピには、こんなことが載っています。

『相手を変えたいときは、まずは、自分から変ってみる。
それが、大切なときもある』


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